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内蔵GPU”Iris Xe Graphics”でDead by Daylightは遊べるか?

iris xe graphicsでDead by Daylightは遊べるかという記事のサムネイルのイラスト

先日、ASUS Storeで「ASUS Vivobook 14X X1403ZA (X1403ZA-LY160W)」というなかなか高性能なノートパソコンを買いました。

動作もサッサと動いて、4K動画もきれいに映ってなかなか最高なのです。

なにやら、高性能な内蔵GPUが搭載されているから、という理由があるそうです。

最近の内蔵GPUは、グラフィックボードには及ばないけれど、とても進化してきているという話です。

「もしかして3Dゲームもプレイできちゃうのかしら?」

と思って、実際に試してみました。今回プレイしてみたのは、非対称対戦型のオンラインゲーム「Dead by Daylight」です。

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使用しているノートパソコンのスペック紹介

X1403ZA-LY160Wの全体像の写真

ASUS Vivobook 14X X1403ZA (X1403ZA-LY160W)」の簡単なスペック
CPU Core i7-12700H
(Iris Xe グラフィックス)
OS Windows 11 Home
メモリ 16GB (DDR4-3200)
ストレージ 512GB (PCI Express 3.0 x2接続)

といった感じになっております。

定価139,800円 (セールで12万円台)。

ゲーミングノートは12世代CPUの場合、20万近く行ったりするのでそれに比べると安い。

Iris Xe Graphicsでどれくらい遊べるか検証してみた

 Iris Xe GraphicsでDbDを遊んだスクリーンショット

一応、Iris Xe GraphicsはDead by Daylightの推奨条件を満たしておらず、その状態で公開試合に行くはどうなのか、と思ったので、主にチュートリアルで検証していきます。

回線はぷらら光(V6エクスプレス/OCNバーチャルコネクト) + 無線LAN(5GHz)を使っています。

実際のプレイ動画はこちらです。

撮影:Galaxyのスマートフォン (1080p / 29.70fps)

※ 内蔵GPUに余計な力を使わせないように、OBSは使わずにスマホで撮影してます。

「Ultra」→「High」 → 「Middle」 → 「Low」の順番でプレイしています。

「Ultra」の場合・・・

普通に動きますが、あからさまにカクカクします。fpsは15くらいなんじゃないか?と思うくらい。

スキルチェックもかなりずれます。

試合は普通にできるが、結構大変かも。

「High」の場合

Ultraよりはマシかなという程度で、こちらもカクカクします。

スキルチェックはかなり遅れますので、爆発させてしまいます。

Iris Xe GraphicsでDbDを遊んだスクリーンショット

「Middle」の場合

このあたりから快適にプレイできるようになってきます。

スキルチェックもいい感じに決まります

しかし、動きは若干カクつきあり。

「Low」の場合

Iris Xe GraphicsでDbDを遊んだスクリーンショット

めちゃめちゃヌルヌル動きます。

オブジェクトの表現は下がりますが、動きが快適でプレイステーションと同じくらいの動作のしやすさを感じます。

スキルチェックもバチッと決まる。

公開マッチの場合はどうか

後日、公開マッチを画質設定「Low」で1戦やってみました。

プレイした感じは公開マッチとチュートリアルは同じでとっても快適でした。

プレイ中、タスクマネージャーのパフォーマンスを起動しつつ、プレイ直後に見てみました。

Iris Xe GraphicsでDbDを遊んだ際のタスクマネージャーのスクリーンショット

プレイ中は

  • CPU : 約20%
  • GPU : 約80%
  • メモリ:約70%

といった感じでした。

Low画質だとパソコンの性能に余裕を残しつつゲームができているようです。

OBSで配信してみた

同じく、Iris Xe Graphics + 12世代CPU + 16GB のパソコンのみで、DbDをプレイしながらOBSで生配信をしてみました。

dbdのスクリーンショット

普通はゲーミングパソコンでないと、ゲーム + OBSで生配信は快適にできません。

無謀だとは思いますが、一応試してみました。

結果としては・・・

ゲームの画質 解像度 FPS 結果
Low 1920×1080

60fps

× めちゃカクカク
Low 1920×1080 30fps ○ まぁまぁ
Low 1280×720 60fps × めちゃカクカク
Low 1280×720 30fps × 良いけど荒い

Low画質 + 1920×1080 + 30fps が一番良かったです。

Low画質 + 1280×720 + 30fps が一見、一番安定しそうですが画質が荒くなってしまいました。

しかし、どの設定もパーフェクトではありませんでした。

ゲームのグラフィック処理がOBSの生配信に奪われることで、ゲームの操作性が悪くなっていました。

ちなみに、配信しながらゲーム中のfps値をSteamで表示させて見てみたら、大体39 ~ 61くらいでした。

この後、配信をせずにゲームだけをプレイしてみたら、プレイステーションで遊んでいるときと同じレベルの反応の良さを感じました。

なので、

配信しないでカジュアルにゲームを楽しむだけなら、低画質で問題なくプレイできる

しかし、

ゲーム+配信するならゲーミングパソコンを買ったほうが良い

という結果になりました。

熱やファンの回りはどんな感じか

ゲームをしていると結構熱くなります。といっても、触れられないほどではなく、あったかい感じ。

ファンは結構回ります。

こちらはゲームを一戦やった後のファンの回り具合です

ゲーミングPCほどではないですが、サーーーーッって音がまぁまぁ大きく鳴っています。

パチパチという音はゲームの中の焚き火の音です。

まとめ

4つのグラフィックのクオリティでDead by Daylightをプレイした感想をまとめました。

グラフィックのクオリティ 操作性
Ultra かなりカクカク
High カクカク
Middle いい感じ
Low ヌルヌル

快適にプレイするなら「Low」のみです。

タスクマネージャーのパフォーマンスで調べてみたら、Ultra、High、Middleの場合、GPUがほぼ100%張り付いていましたが、Lowの場合は60~70%でした。

ゲームをしながらOBSで配信をするとちょっと操作がおぼつかない感じになりますが、低画質であれば一応は可能です。

これからはこういったライトな3Dゲームを遊ぶくらいなら、ゲーミングパソコンが不要になっていく時代が到来するのだな・・・と感じました。

でも、Iris Xe Graphicsだけじゃなく、CPUが第12世代のを使っているからかろうじて動いているのかもしれません。Core i7-12700H以外のパソコンでは試していませんので、12650とか1260Pの場合はどうなるのかな?と思います。

今回検証で使用したノートパソコン「ASUS Vivobook 14X X1403ZA (X1403ZA-LY160W)」のレビューは以下の記事で書いているので、参考にしてみて下さい。

ASUS Vivobook 14X X1403ZA (X1403ZA-LY160W)を実際に購入して約6ヶ月使ってみたレビュー記事です。仕様で気になった点、使ってみて分かったメリット・デメリットなども書いています。
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