普段、パソコン作業をすることが多く、目の奥ががんがん痛くなりやすい人生を送っている方はかなり多いのではないでしょうか。わたしもその中の一人。”頭がんがん人間”としてかれこれ数十年以上も怒涛の人生を生き抜いてまいりました。
そんなわたしは”あたがん人間”から脱却すべく、ゲーミングチェア「AKRACING WOLF」を購入しました。
この記事は、
という方は是非、当記事を読んでいただけると参考になる可能性が高いです。
ゲーミングチェアですが、ゲームとか関係ない人にも使えます。
私は「久々にいいものを買った!」
と感動した商品です。購入して2週間くらい経ったレビューです。
目次
なぜ購入しようと思ったか
なぜ、「AKRACING WOLF」の椅子を買おうと思ったかというと、
と思ったからです。
もうかれこれ5年以上、山善のパイプ椅子でパソコン作業をしています。
パイプ椅子は3,000円で購入し、使ってからしばらくはそんなに悪いものではなかったけれど、5年経った今では座面がヘタリ、硬い金属の上に座っているようです。
しかも首を支える部分がないし、この椅子で作業をするのは修行のようなものだと感じていました。奴隷生活みたいな。
一番は 「目の疲労を軽減したい」
という思いでした。目の疲れは首のうしろから来る、という話をテレビかどっかで専門家の医師みたいな人が言っていましたので、ヘッドレストがある椅子が欲しいと考えていました。
他に比較した機種
- イトーキ YL-9 (39000円くらい : 買わなかった理由 → 背中がおしゃれだが、きしみ音がするというレビューを2件ほど読んだので却下)
- 安いゲーミングチェア (1~2万円くらい : 買わなかった理由 → 安いゲーミングチェアの品質の面ではそこまで・・・と感じられるレビューを何件か読みました)
AKRACINGには上位機種でレザータイプがありますが、レザーは夏は蒸れそうなので、ファブリック素材を使用したWOLFにしました。
AKRACINGというかゲーミングチェア業界全体に言えることですが、メカニカルなゲーミングゲーミングしたデザインがよくないって思いましたが、そこは妥協しました。
ほんとうはイトーキの椅子のデザインが素敵だと感じましたが、いろいろレビューを読んでいくと品質面ではAKRACING WOLFのほうが良さそうだと思いました。デザインよりも品質のほうを取りました。
購入の決めて
「AKRACING WOLF」はAmazonで4万円ぴったり、というお値段で正直「安くない」です。
でも、なぜ4万円の椅子を買うことになったかというと、最初は1~2万の安い椅子でいいかと調べていたのですが、どれもレビューが良くないので、徐々に高いものが欲しくなって・・・
「やはり椅子はそれなりに高いものでないといけない」
と感じるようになっていきました。
かといって、10万円とかの椅子は手が出ない・・・ まぁ、10万円と比べたら4万円って超安いじゃん、しかも、Amazonに載っていた
AKRACING WOLFの2~3年使った方のレビュー
によると
「使い心地がずっと変わらない」
みたいなことが書かれていて、もうこれしかない、という気持ちになりました。
でも、いざ買おうと思っても、なかなか踏ん切りが付かないものですよね・・・なかなかセールにもならないし。
わたしの場合はちょうどセールになっていたので、どきどきしながら注文ボタンを押しました。
AKRACING WOLFが届きました
クソでかいし重い!
2階なんですけど、転がさないと上げられませんでした。
※ ソファーを運んだ時と同じ要領で2階に上げました。
年配のレディやお年を召したジェントルマンは持ち上げるのが不可能なレベルの重さです。
箱を開けるとしっかり梱包されていました。破損など無し。
パーツが色々入っていますが、そんなに多くないし、説明書も分かりやすく書かれてあり、組み立ては難しくありません。
組み立て方はYoutubeで載せている方がたくさんいるので、そちらを見たほう良いです。
もちろん、見なくても大丈夫。失敗を回避できるように親切に説明書に取り付け方が書かれている気がしました。
そんなに重要な問題ではありませんでしたが、ヘッドレストの取り付け方のクリップの付け方がまったく分かりませんでした。わたしはヘッドレストのゴムを椅子本体のうしろに回してクリップを使わずに使っています。
こういうクリップの付け方は世の中の常識として当たり前なものとして認知されているのだから分かるだろう?と言われているような気がしましたが、わたしには分かりませんでした。
完成しました! かかった時間は1時間半です。多くの人は30分くらいらしいですが、わたしはこういうのは時間がかかります。一人でも問題なくできましたよ。
ゆっくりやれば良いんです。人生もそう。ゆっくりじっくり生きたいですね。その反面、そうこうしているうちにさっさと寿命で死んでしまう!という気持ちもあります。やりたいことを優先的にやっていかないとすぐ死ぬ、という気もします。
ちなみに写真では分かりにくいですが、床には透明なフロアシートみたいなのを敷いています。
座ったファーストインプレッションなど
なかなか素晴らしい。
パイプ椅子の100倍は高級感があり、座った感じは車の座椅子のようです。まぁ、車の座椅子よりは軽い感じはありますが、車と違って棒で支えられているのだからしょうがありません。
なんといっても、 「きしみ音がゼロ」なのが素晴らしい。高級ホテルのおもてなしみたい・・・ 王様になった気分というか。まぁ、いつか不具合やらきしみ音が出てくるのかもしれませんが、いまのところは調子が良いです。
あと、「歯医者の椅子ってこんな感じだなぁ・・・」とも思いました。誰かと歯医者と患者のモノマネをするときにも使えると思います。
また、 回転がとてもスムーズなので感動しました。回転する様子を動画で撮って、Youtubeに載せましたので、参考にしてみて下さい。 20秒くらいの動画です。
一度回すと、ずーっと回り続けるような雰囲気がしています。
椅子自体が重厚で高い安定性により、そのようなスムーズさに繋がっているのではないかと想像します。
わたしは身長164cm、体重は73キロでふとももが太いので、座面であぐらをかくことはできません。あと、椅子の高さを一番下にすれば、しっかり床に足をつくことが可能です。
ちょっとしたデメリットとしては、「椅子を引き寄せる時が大変」です。重いからこそ安定しているからしょうがないですね。
2週間くらい座った感想
パイプ椅子を使っていたときより、かなり疲れが出なくなりました。
いつも頬杖をついて、猫背にしてキーボードを打ったり、マウスを動かしていたせいか、体に疲労が蓄積され、目の奥も痛くなったりしていました。
以前、パイプ椅子に座っていた頃はパソコンをやりすぎると自律神経もおかしくなって、吐き気などが出て具合悪くなったりしていましたが、今のところ、AKRACING WOLFではありません。
AKRACING WOLFには背もたれがあるので、疲れたら何も考えずにボーッとできるし、魂が抜けた長老のような顔で寄りかかることも可能。
いまのところは不具合なしです。
しかし、眼精疲労の症状が出てきました・・・ どんなに良い椅子を使っていても、長時間モニターを見続けていると目が痛くなってきますね。
自分なりの延命工夫
少しでも長く使い続けるためにやったことは・・・
- 座面に点で支えるクッションを敷く
- 夏用のタオルケットをかぶせる
です。
クッションを敷く事により、座面のへたりを抑えることができると願っています。以前、ニトリで買ったものですが、いまは売ってないようです。
あとは、夏用のタオルケットをかぶせています。
ヘッドレスト周辺は頭がいつも密着されている箇所ですから、絶対に汚くなるはず。
定期的にタオルケットを洗えば「AKRACING WOLF」が最高な状態が永遠に続くのでは、と考えています。
メカニカルなデザインがやだななぁ・・・と思っていましたが、布をかぶせればもう分からないよね。これでいいじゃん。
デザインが気に入らなくて購入できない!という方はカバーでもなんでも作ってかければ解決します。
しかも、座っている間は椅子のデザイン見ないし。デザインなんてそんなに重要じゃなかったのだなと感じました。
使い続けて5ヶ月経ちました
買った当初と比べてとくに何も変わらず快適に使い続けられています。
へたりなどありません。きしみ音も無し。
ゲーミングチェアっぽい雰囲気にならないので、なかなかいいです。
たまに結んだのが外れてしまうことがあります。
買ってから1年9ヶ月経ちました
クッションを敷いているせいか、全然へたってない。
きしみもゼロ。
いいかんじでパソコン操作をできております。
肩こりとか、体のどこかが疲れるということがありません。
しかし、眼精疲労は相変わらず出てきますので、たまに目を休めなさい、ということなのでしょう。
買ってから2年9ヶ月経ちました
クッションを使っているせいか、まったくヘタれず、座り心地最高。それがほぼ3年も続いています。不具合なし!
メリットとデメリット
メリットは簡潔にいうと
です。
デメリットは
という感じです。「においがする」というレビューを書いている方がちらほらいましたが、わたしは気になりませんでした。
どんなにおいかというと、
車を車検に出して、代替の車に乗ったときのにおい
とほぼ同じようなにおいでした。車のにおいが好きな人はまったく問題ないと思います。
まとめ
いまも「AKRACING WOLF」に座って、この記事を書いています。リラックスした気持ちでカタカタキーを打っています。
そんなわけで買ってよかったなぁと思っています。
この記事を読んでいる方の中にはかなり迷っている方がいらっしゃると思いますが、ぎりぎりまでしっかり考えて、迷いまくってから自分にぴったりの椅子を買って下さいね!