結構前ですが、福岡県糸島市加布里にあるカノオ醤油味噌醸造元に米の味噌を買いに行った際に、「塩こうじ」があったので買ってみました。
「塩こうじ」
原材料 : 米こうじ(福岡県産) / 塩 (長崎県五島灘)
ジップロックにきゅうりと塩こうじを入れて漬け込んで翌日食べると、最高に美味気分が到来しました。うまみがやばい。
この瓶の「塩こうじ」は250gしかないので、あっという間になくなります。だから、米こうじを買って自分でたっぷり作ることにしました。何やら、簡単に作ることができるらしい。
米こうじを購入
こちら同じくカノオ醤油さんの製造「米こうじ」1kgです。かなりの量です。封を開けたあとの写真です。
「米こうじ」
原材料 : 米こうじ(福岡県産) / こうじ菌
ちょっと賞味期限すぎててもまぁOK。体感的に賞味期限を2ヶ月くらいすぎると、カビが生えてくる。それにしても、賞味期限内に使い切るのが結構大変です。1kg買ったらじゃんじゃん作って、バリバリ使っていったほうが良いです。これが、塩こうじ界の「ジャンジャンバリバリ」方式です。
こうじには、ビタミンB1、B2、B6が含まれているそうですね。疲労回復にも良さそうだよね。美容にも良いのかな。
買うと付いてくるミニ冊子みたいなやつにも塩こうじの作り方が書かれていましたが、あちらは結構大量なので、ジップロックのタッパー(450g入り)一つでできるレシピを描いてみました。
塩こうじの作り方
材料
- 米こうじ – – – 150g
- 塩 – – – 50g
- 水 – – – 200cc
作り方
- 材料全てをタッパーに入れて混ぜる
- 常温で放置。1週間の間、毎日1回スプーンでかき混ぜる
- 1週間後、完成。もう使えます。それ以降は冷蔵庫に保管
数日経つと、白濁した色になって、パンのような風味がしてきます。
毎日混ぜて1週間経ったら、冷蔵庫に入れて保管します。お料理にじゃんじゃん使いましょう!
ちなみに塩はオーストラリア産のを使いました。
塩こうじに合う食材
どの料理が塩こうじに合うのかというと、やっぱり「鶏肉」です。
鶏肉の量に対して10%の塩こうじを漬け込んで(例えば、鶏肉が400gなら塩こうじは40g)、オーブンで焼いてみました。オーブンではなく、小麦粉をまぶして油で揚げてもOK。
漬け込み時間は1時間くらいで大丈夫ですが、一晩置くとより一層美味しくなります。私は前日に漬け込んで、翌日の晩に調理しています。
塩こうじ唐揚げがほんと美味しいんだよ。旨味が最高。この現世にこんな旨味のレベルがあったのか!と驚愕して、気が触れてしまいそうなほど美味しいです。これは大げさではありません。やってみれば分かりますよ!
ちなみに豚肉に塩こうじを漬け込んでみましたが、まぁまぁって気がしました。美味しいといえば美味しいけれど、やはり鶏肉との相性は抜群だと思います。
こちらは納豆に「塩こうじ」を入れた時の様子です。
皆さんも納豆に入れてみてよ!本当に美味しいから!私は納豆に塩こうじを入れるようになってから、納豆に醤油を使わなくなりました。たまに塩こうじが切れて、しょうがなく醤油を入れることがありますが、その時は「あぁ、やっぱり塩こうじが一番だなぁ」って気付かされます。
塩こうじは塩分が高くて結構しょっぱいので、納豆1パック(40~50g)につきティースプーン1杯つくらいの塩こうじがちょうど良いと思います。
他にはスパゲッティとかパスタ料理に使うのもよし、野菜炒めものにもよし、って感じです。
どこで買えるのか
私が買った米こうじは・・・以下で売っています。
カノオ醤油味噌醸造元
住所:〒819-1124 福岡県糸島市加布里909
加布里漁港から歩いて2分くらいです。
他にはJR九州・筑肥線の「筑前前原駅」のビルの中にある「A-COOP」に米こうじがあります。駅の改札を出て歩いて1分くらいなので買いやすいと思います (A-COOP内のゆず胡椒とか置いてある冷蔵コーナーにありました)。
福岡市の方は城南区にある「金山米穀」というお米屋さんにも置いてあるので、そちらの方が便利かもしれません。東京だと糸島のアンテナショップ「メゾンデリス三番町」で買えるみたいですね。詳しくは下記のページに載っています。
カノオ醤油商品の取扱一覧
まとめ
食材を米こうじ・塩だけで漬け込むだけで、なんであんなに旨味成分がたっぷりになるのでしょうか。不思議ですね。塩こうじを買うのも良いですが、米こうじと塩を使って、自分で作った方がとても経済的です。
皆さんも米こうじで塩こうじを作って、最高な「旨味最高な美味ライフ」を送ってみませんか?