前回の 糸島の梅を買ってきましたよ!(梅干し準備編) からの続きです。
今回は梅を漬けていきます。梅干し作りは1日では出来ません。1ヶ月くらいかけて行うものなのです。途中で海外旅行にはいけません。ましてや、永眠もできません。「梅干しを漬けるまでは死なんぞ!」という気合で頑張りたいです。死んでしまったら、棺桶もしくは墓から頑張って這い出て、梅を漬けて下さい。ゾンビでも簡単に作れる梅干し作成法!
梅干し作りの工程は大きく分けて
- 梅を漬ける
- 梅を赤紫蘇に漬ける
- 梅を干す
の3つです。今回は 1 を行います。2 の工程まで進みたいものですが、赤紫蘇が出回るまでブランクがあるんです。
目次
漬けるのに必要なもの・分量
必要なものはこちらです。
- ジップロック – – – 大 (スライドチャック無い方が良いです)
- 梅 – – – 2kg
- 塩 – – – 300g
- ホワイトリカー35℃ – – – 100cc
- 酢 – – – 40cc
糸島産の梅を使いましたが、もちろん、どこの梅でも問題ありません!
一気にザルとか買わなくても良いです。とりあえず、今必要なものを買っちゃおう。万が一、大失敗してしまったら、買ったザルが無駄になりますからね・・・あと、最低限、バケツはあったほうが良いです。タルがあれば最高。
ホワイトリカーは宝酒造の「果実酒の季節」を使いました。製造個体番号の最後に書かれている「FC」は京都製造だそうです。塩は、赤穂の天塩 (オーストラリア産) を使用しました。酢は福岡産の富有柿100%の「柿酢」です。周船寺の直売所で買いました。400円くらいしましたが、黒酢よりは安いです。
梅干しを漬ける手順
- 梅を洗う
- 梅をキレイなタオルで拭く
- ヘタをつまようじで取る
- 材料をジップロックに入れる
さっそく漬けよう! (注意点など)
梅がまだ青々としていたら、2日くらい待とう
ちょっと黄色みがかった方が柔らかい梅になりますので、まだガンガンに固く、青々としていたら2日くらい待っておきましょう。
良い具合になったら、漬け作業開始!
まだ青っぽい感じも残ってますが、私はこれくらいで作業始めました。
まずは梅を洗おう!
消毒はされていないと思いますが、ゴミなどが付いているので、水道水で洗って下さい。
ヘタを取ろう!
バケツとボウルとヘタを捨てるトレー、つまようじ、タオルを用意して開始!
梅をバスタオルでゴロゴロさせて乾かそう!
ヘタ取りに夢中で写真撮ってませんでしたが、黒いヘタは分かりやすく存在しているので、簡単に取れます。
家族と一緒に作業するとさっさと終わります。単身の方はお友達を読んで、わいわい喋りながら作業すると楽しいかも。友達が居ない方はラジオでも聴きながらやれば、飽きずにできそう!
ジップロックに材料を入れよう
ジップロックに先ほど書いた材料バンバン入れて下さい。
入れるとこんな感じになります。まんべんなく行き渡らせる必要がありますが、それは到底無理な話です。適当にバンバン入れれば良いと思います。
ダンボールにジップロック梅を入れて、その上にペットボトルなどを乗せて重しにしました。
しかし・・・翌朝にダンボールがびちょびちょになっていました。なので、
こんな風にバケツに入れたほうが良いです。ビニール+ダンボールだと、ビニールに穴があいてたら床がびちょびちょに濡れます。
漬物桶を買っても良かったのですが、ワンシーズンで1回しか使わないのに、場所取るし、買いたくありませんでした。だからバケツ+ペットボトルの方が良いです。
追記 : チャック付きのジップロックを使っていましたが、チャックがなぜか壊れます。なので、チャック無しの方がオススメです。
このようにすみっこに塩がたまっています。指でつまんだり離したりして、溶かしてみてください。完全に溶けなくても、数日すると、自然に溶けてました。
数日後・・・
梅酢がばりばり出てきたら、ペットボトルの重しを止めました。柔らかい梅の実が潰れちゃいそうで・・・
毎日、梅酢が物凄い出てきて、袋から染み出てきています。ジップロックって完全に密封できるわけじゃないのね・・・バケツをこまめに洗っておいた方が良さそうです。
このままの状態でカビないか万全なる監視社会の下、赤紫蘇が出回るまで待ちたいと思います。
次は「梅を赤紫蘇に漬けてみました (揉み漬け編) 」です。