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ダニ退治のために布団乾燥機「HFK-VH880」を買って使ってみました

HFK-VH880と猫ちゃんの長方形のイラスト

先日、日立の布団乾燥機「HFK-VH880」を購入しました。なぜ購入したかというと、

朝起きたら、手のひらをダニに刺される日々が続いていた

からです。

去年も9月にダニに刺されたので、布団を床に直置きしていた生活から、ベッドフレームを購入し、その上に布団を敷いて寝る生活に変えました。その様子はこちらの記事で書いています。

9月5日の事でした。 朝起きたら、手のひらを虫に刺されたあとが何箇所かありました。1年に何回かあることなので、あまり気...

そのおかげでダニは刺されなくなったと思っていましたが、そうではなかったのです。まだダニは生きていたようです。

ダニを退治する方法を模索しました。

ダニブロッカーやダニアースなどのスプレーで退治をする (フェノトリン(ピレスロイド系)などの成分がなんか怖い)
ダニホテルを置いてダニを捕まえて捨てる (逆に増えそう)
布団乾燥機を使う (熱で退治できて良さそう!)

ということで、布団乾燥機を買う事にしました。

「ダニ退治 布団乾燥機」で検索すると三菱のマットありの「AD-X80」しかありえないみたいな記事が出てきます。でも、Amazonレビューで「AD-X80」を調べると、使用してもまだダニに刺されるとかいう方が居たので、どうなのかなって思いました。

三菱のは温度が低いのかもしれない。評判の良い日立のマットなしの布団乾燥機の方が60℃以上いくようです。三菱のは値段が18,000円とお高いし。

ということで、日立の最上位機種、アッとドライ「HFK-VH880」をヨドバシカメラで注文しました。11,000円でした。

気になるポイントは、

音がうるさいか
ダニはしっかり退治できるか

この2つのみです。こちらを中心にレビューしていきたいと思います。スペックや仕様は皆さん、さんざん調べていらっしゃると思うので、書きません。

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届きました

HFK-VH880の箱

コロコロと比べてみました。思っていた大きさでした。なかなかラグジュアリーな生活空間がプリントされています。家賃は100万円くらいでしょうか。芸能人が住んでそうです。それに引きかえ、私はぺらぺらのみすぼらしい布団を乾燥させていきます。

HFK-VH880と説明書

色はシャンパンゴールドでした。もうこれしか選べないほど在庫がなかったです。プラチナもどっちでもおしゃれだと思います。

HFK-VH880からホースが出ている

持ってみると、まぁまぁずっしりします。4.3kgなので米よりちょっと軽いくらいです。安定していて良いと思います。犬とかペットが来てぶつかって倒してしまう、なんてことがないので良いかもしれません。

さっそく乾燥させてみました

HFK-VH880と布団

付属のV字のアタッチメントをホースの先にカチッと付けるだけなので、本当に簡単です。

HFK-VH880を布団の中に入れる

枕も中に入れて、ダニ対策ボタンを押しました。表示パネルに「120」という表示が出ましたので、あと120分かかるということです。こちらが終わって、布団を全部裏返してまた120分。合計240分(4時間)乾燥させました。

手を入れてみると、めちゃめちゃ熱々になっていました。思わず「ひょぉっ!」という声が出るくらい。温度計を入れたら50~60℃くらいになっていました。

この後、ツインバードの安いサイクロン掃除機(3000円くらいの)で念入りに布団を吸い取ってみました。

音はどうなのか

まぁまぁ音がします。ゴォォォォという音が凄いです。振動音はまったくありません。言うなれば「飛行機みたいな音」でしょうか。

台所の換気扇の音が 100 だとすると、

布団乾燥機の音は 110 くらい。

結構うるさいけど、ドアを隔てればあまり聞こえない。かすかには聞こえる。ご近所迷惑にはならないレベルだと思います。※ その辺はあとで貼り付けてあるYoutubeの動画に載っているので見てみて下さい。

翌日、ダニに刺されたか

どうかな!と思って就寝しました。特に敷布団がふわふわな感じです。

朝起きたら、残念な事にまたダニに刺されました。4箇所も!なんやねん!

しかし、私はあきらめず、朝 120分、夜120分、またダニ対策モードで布団を乾燥させました。

で、今回は最後に掃除機で吸うのは止めました。うちの掃除機は安いのでとっても排気が汚い事に気づいたからです。ダニを撒き散らしている気がするので・・・

2日目、どうなったか・・・

なんと!ダニに刺されなくなりました!!最高!

2日くらい徹底的に乾燥させる必要があるんですね。ダニが死去するのは60℃というのは絶対らしいので、1回で死ななかったのはどこかに逃げ込んでいたのかもしれません。もし2日でだめなら3日、と続けていくことが大事ですね。

2日目の乾燥の時にも温度を測ってみました。端の方ですが、60℃に達していました。天ぷら鍋に付いてきた温度計ですが、測定の棒に手を触れたらちょっとやけどしました。

温度計

あと、隅々まで熱風を入り込ませるために、布団の中にトイレットペーパーの芯を何個か立てて置きました。これでマットなし乾燥機を、マットありな乾燥機みたいに使えます。紙は200℃くらいで燃えるのでまぁ問題ないと思います。※ 念の為、あまり吹出し口の近くには置かない方が良いですね。

一連の様子は動画を編集してYoutubeに載せましたので、ご覧ください。2分くらいです。

まとめ

  • 1回でダニに刺されても、何度も根気よく続ければ、道は開かれる
  • マットなしの乾燥機は温度がめちゃめちゃ熱くなる
  • 音はまぁまぁするが、隣近所に迷惑をおかけするほどではない
  • 布団は排気がきれいな掃除機で吸え

という感じです。

このページに来られる方はダニに悩んでいる方が多いと思います。色んな機種に目移りしちゃいがちですが(私もでした)、当初の目的の「ダニを撲滅する」という初心を忘れずに商品選びをしたほうが良いと思います。

日立の中でも、コンパクトな機種(HFK-VL1)がありますが、それよりもどっしりしたちょいお高めの「HFK-VH880」とかを買ったほうが良い気がします。コンパクトなものは時間がかかりますが、同じ時間でより確実に撲滅できると思えば、ちょい重くてもパワーがある「HFK-VH880」などの方が良いと思います。

もうこの機種は在庫限りということです。後継機として「HFK-VH1000」が発売されますね。「HFK-VH880」との違いは、ダニ対策モードが

「HFK-VH880」- 120分
「HFK-VH1000」- 100分

と短縮になっています。「サイズ」と「重量」と「消費電力(680W)」などスペック的には一切変わっていません。パワーを増強したという訳ではない気がしますが、何が違うんでしょうかね。まぁ、現行機種の「HFK-VH880」でも60分くらい経てば布団が熱々になるので、100分でダニ退治ができるといえばできそうです。

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