私のノートパソコンには、USB3.0端子が1つしかない。ポータブルハードディスク → 別のポータブルハードディスクにバックアップする時は、2.0端子を使わねばならず、大変不便に感じておりました。
「USB3.0ハブを買わねば」宮崎駿監督作品”風立ちぬ”のキャッチコピーとして、あまりにも有名になりました。
希望商品の条件
- ポートは4つあれば良い
- セルフ(ACアダプター)、バスパワー方式
買わねばならぬのです、そう私は思ったのですから、必死に朝から晩までUSB3.0のレビューを読み漁る日々が始まったのです。
目次
どのUSB3.0ハブがオススメなのか?
Ankerはどうだ
Amazonで一番人気の「Anker」。まず、はじめに目をつけたのは「Anker USB 3.0 ウルトラスリム4ポートハブ (10w ACアダプタ / 急速充電器付属) 」
本当に人気なのだろうか。☆が4ぴったり。4~5くらいでなければ、皆が納得した約束された商品とは言えないだろう。元来私はそう思っていたのもあり、半信半疑でレビューを読んでみた。私の「やはり」は的中した。
- Wi-FiやLogicoolマウス(無線)などとの相性が悪い
- 思いっきり差し込まないとさせない
- 2つ買ったけど、1つ目は3ヶ月後に認識しなくなり、2つ目は全部認識しなかった
それから、海外のAmazonのレビューを読んでみました。
やっぱり同じような事が書かれていました。うまく使えている人と、使えなかった人との差が激しい。賭けかなと思いました。日本でカジノが始まる前に、もう既にギャンブルライフは始まっていたのか、そう思わざるを得ませんでした。
Buffaloが良さそうだが・・・
次なる候補は「iBUFFALO USB3.0ハブ 4ポートセルフパワータイプ マグネット付き ブラック BSH4A08U3BK 」でした。
まぁまぁ評判も悪くなく、これで良いかと思っていました。
でも、レビューに「速度が遅い」描写があり、ちょっと気になってしまいました。あと、マグネット付きっていうのも気になりました。ハードディスクとか近くに置くのに、磁石的なものは一切置きたくないんですよね。それが、何も影響を与えない、と言われても・・・
あとは、Wi-Fiに干渉するというレビューもありました。
他のメーカーは?
あとは、エレコム、Inateck、Aukeyなどを検討しました。どれも、なかなか「これぞ!」といったパーフェクトな製品が見つからなかったです。ACアダプターがコイル鳴きを起こす、というのもちらほらありました。
とうとう見つけました。
SANWAサプライのUSBハブを色々見ていましたが、どれもうーんといった感じですが、これだけは評判が軍を抜いて高かったです。それが「USB-HAS410BK」です。
「USB-HAS410BK」の特徴は
- セルフ/バス対応・ACアダプター付き
- 4ポート
- マグネット無し
- 貼り付けられるファスナーが付いている
- スイッチ付き
お値段は3500~4000円。うーん、高い!と感じました。でも、確かな商品なら致し方ないと思い、買うことにしました。
唯一のデメリットは「外付けブルーレイ機との相性が悪い」らしいです。それが原因で☆が平均4程度になっていました。まぁ、どれもパーフェクトなものは無いんですね。私も外付けブルーレイありますが、USBハブには差さずに直接パソコンのポートに差そうと思います。
届きました。
個別スイッチなんているの?ってお思いかもしれませんが、私はUSBハブを買うまで、外付けハードディスクを使う度にパソコンに直接差していました。何度も抜き差しすると、端子がいつかイカレそうで・・・なので、便利かもと思っています。
箱から出してみました。プラスチック製ではありますが、丁寧に作られている感じがします。手触りはなめらかな感じ。
付属品です。ビオフェルミンは大きさを比較して頂くために置かせて頂きました。
ACアダプターは厚さはありますが、本体より小さいです。
こちらが本体を貼り付けるためのファスナーです。私は使っていませんので、使用感は分かりません!
差込口です。差した感じがGOOD。Made in Japan的です。スッと優雅に心地よく差す事が出来、V6の「メイド・イン・ジャパン」が頭の中で流れるほどです。
本体が軽く、ケーブルが硬めなので、浮いてしまいました。それくらい軽いです。
USB3.0ハブを介して、2台のUSB3.0のポータブルハードディスク同士のデータ移動の速度は30~50Mbpsといった感じです。USB2.0の時は10~20Mbpsだったので、それの倍くらいです。容量の少ないファイルなら差は無いと思いますが、
USB2.0 – 1時間
USB3.0 – 30分
と考えると、なかなか違うと思います。30分なら「お風呂に入っている間にバックアップしよ~っと」って感じですもの。
Wi-Fiなどの無線機器との相性は?
USB3.0ハブの宿命「Wi-Fiや無線機器への干渉」らしいのですが、私は2.4GHzのWi-Fiを使っているのに、まったく干渉が感じられません。USB3.0ハブをONにしながら、快適に無線インターネット生活を存分に満喫しています。
また、Logicoolのマウス「M705R」を使っていますが、50cmくらい離しているせいなのかもしれませんが、一切不具合ありません。試しに近づけてみたのですが、それでも大丈夫でした。
AnkerのUSB3.0ハブを買った人みたいに、アルミホイルを巻き付けなければいけないのか、と思っていたので、嬉しい誤算です。
私がWindowsだからなのかもしれません。Macの方はどうなのでしょうか。
ポータブルハードディスクとの相性は?
HGTSのポータブルハードディスク「0S03578(1TB)」繋いでみました。
ACアダプターなし、バスパワー(パソコンだけの給電)だと、カンカンカンカン・・・というかシュインシュインシュインシュインという音がするだけで、一切認識しません。
一旦、スイッチをOFFにして、ACアダプターを取り付け、再びONにしてみたところ、認識をしました。
もう1つのポータブルハードディスク「0S03956(2TB)」も繋いでみましたら、それもちゃんと認識されました。同時に2台のポータブルハードディスクを繋いでも大丈夫です。
0S03578(1TB) → 0S03956(2TB) へデータを転送するのに、50Mbpsくらい出ていました。
ちなみに、ポータブルハードディスク 0S03956(2TB)のレビューも書いていますので、気になる方はご参考にしてみて下さい。
感想・まとめ
いまのところ、満足しています。レビューを読みまくって2週間くらいして買いました。ちなみに他のサンワサプライのハブは、レビューを読む限り、スイッチ付きほど高評価ではなかったです。スイッチ要らない、っていう方も、とりあえず中身は優れているので、スイッチ付きをオススメ致します。
あとは、壊れない事を祈っています。毎日、祈ってから寝ようと思います。あとは、寝る前にダイアナの部屋に見えるように、ろうそくの火を3回パカパカさせてから、寝ようと考えています (赤毛のアン)。USBハブのランプでも良いかもしれません。
買ったばかりなので、随時、経過などを追記していきたいと思います。
約2年使いました
2019年1月24日の今日ですが、いつものようにこちらの「USB-HAS410BK」にワイヤレスマウスを繋いで使っていたのですが、マウスの動きが2秒に1回、途切れるようになりました。
このUSBハブを、パソコンの他のUSBポートに挿してみましたが、やはり同じ症状が出ました。マウスの不調を疑いましたが、ペンタブレットでも同じ症状が出るので、「USB-HAS410BK」側が原因だと断定いたしました。
そして、パソコン ⇔ 「USB-HAS410BK」を繋いでいるUSB3.0ケーブルを別のUSB3.0ケーブルに換えてみたら、なんと復活しました。
原因は USB3.0ケーブル だったようです。付属しているケーブルは弱いのかもしれません。調子がおかしい方は、ケーブルを替えてみてはどうでしょうか?
と思ったら、翌日、またマウスやペンタブレットの挙動がおかしくなりました・・・ケーブルが原因ではなかったようです。本体がおかしくなったようですね。新しいのを買わないと!
後日談
ぶっ壊れたので、バッファローのセルフパワーの4ポートUSB3.0ポート「BSH4A125U3BK」を買いました。こちらはスイッチ付きではないですが、大変すばらしい。最初っからこれを買っておけばよかった・・・