私は2011年に起こった震災をきっかけに移住を考えております。何やら東京から地方へU・Iターンされる方も結構居るみたいです。まず、「いきなり飛び込む前にどういう街か知りたい」そんな人のために「お試し住宅」という支援制度を設けている市が全国に結構あります。
どこが良いのかな・・・と思い悩みながらインターネットで調べたら福岡県の柳川市が「お試し住宅」を募集しているのを見つけました。福岡は震災も少ないし、気候が暖かい!柳川市について色々調べてみるとなかなか街並みが素敵だったので、さっそく応募させて頂きました。
という訳で運良く空いており、さっそく居住させて頂いております。(※2015年6~7月の情報です)
川下りのルートに「もえもん家(ハウス)」があります。
家のすぐ脇に川が流れています!
窓から船をこぐ船頭さんが見えます。たまにお客さんをたくさん乗せた船が通り過ぎて行きます。船頭さんが歌を歌っている時があり、なかなか面白いです。
キレイな玄関です。鍵が2つ、インターフォンが付いています。
網戸にもなるので蚊や虫も入ってこなさそうです。向こうの屋根は、図書館の駐輪場の屋根です。隣があめんぼセンター/柳川図書館なんですね。
リビングが本当に広い
パナソニックの42型薄型テレビがあります。福岡のローカルテレビ番組が見られます。
キッチンには基本的なものはすべて揃っている。
IHヒーターが2つ!お味噌汁を作りながら目玉焼きが焼けちゃいます。魚も焼けるようです(こちらはまだ使ってません)。
また、冷蔵庫の上にはオーブンレンジもあります。温めるだけでなく、スポンジケーキなんかも焼けるみたいです。
オーブンレンジの上に、折り紙で作った「川下りをしている人たち」が!!
一般家庭の人数(2~4人)であれば、茶碗やお皿の数に困ることは無いと思います。
包丁は3つあります。
炊飯器もありますので、しゃもじがあります。スプーンや割り箸の他に、塗り箸が1つあります。
ボウルとその下にザルがあります。
急須、ガラスのコップなどがあります。
趣と清潔感がある和室。
広さが8畳もあります。しかも、畳が新しい!旅館のようです。
「もえもん家(ハウス)」は住んでおられた方の遺族の方から寄贈されたものだったのですね。
窓際は憩いスペースのようになっています。ここでのんびり本を読んだりして過ごすのも良さそうです。
庭園のようです。また垣根がありますので、歩いている人から見られることはございません。
風流です。
和室から見たリビングです。基本的に食事はリビングで取って、就寝するときはこちらの大きい和室で寝ています。
こちらはもう一つある和室です。この部屋にもテレビが付いています。子供はアニメを見たいけど、お父さんは野球見たい!という場合でもケンカしなくて済みそうです。
立派なタンスが2台並んでいます。掃除機が映っていますが、もう1台、押入れにありましたので合計で2台です。
布団も備え付いています。
ちなみに全部の部屋にエアコンが付いています。
水周りがかなりキレイです。
タオルやドライヤーがあります。バスマットやタオルがあったので助かりました。
洗濯が出来ます。乾燥機の方はまだ使っていません。
お風呂がとってもキレイで清潔感があります。2014年に作られた(リフォームされた)のでピカピカなのですね。浴室を掃除するブラシと洗剤もありました。
お風呂もワンタッチで焚けちゃいます。うちの湯沸しよりもハイテクです・・・
トイレはシャワー付きとなっております。トイレットペーパーや掃除ブラシがあります。
燃えるゴミは月曜日と木曜日に出します。柳川市ではゴミの袋をポリバケツに入れて出すのですね。
ゴミは指定された場所に置く必要があります。もえもん家(ハウス)のためだけに集配してくれるようになっているそうです(ご近所さんと一緒の場所ではありません)。
インターネット回線が利用できます。無線LAN対応なのもありがたいです。ネットワークIDとパスワードもあります。※ 私のパソコンが悪いのだと思いますが最初は認識しなかったです。しかし、ルーターの裏に表示されている8桁のPIN番号も入力したら繋がりました!繋がらない場合は試してみて下さい。
速度を計測したら23Mbpsくらい出ています。普通にインターネットしたり、写真や動画ファイルをアップロードするのに十分な速度ですね。
お洗濯も干すことが出来ます。屋根があるので、ちょっとした小雨程度でも大丈夫でした。
自転車も使えます。久しぶりに自転車に乗ったのでドキドキしましたが、すぐに慣れました。
やはり自転車があるとかなり便利です。近くの大きいスーパー(にしてつストア レガネット)まで大体5分くらいでいけます。歩くと15分くらいかかりますからね。前のカゴとリュックに食材を入れて颯爽と走りました。
有明新報が毎日ポストに届きます。ありがたい!「こちら110番」のコーナーがなかなか良いです。
まとめ
造りがめちゃめちゃキレイです。古民家をリフォームした以上のものがあります。柱や壁など細かい部分まで新しくなっています。キッチン用品やレンジなどが既にあるので、住んでいて困ることは全然無いです。下着と石鹸などを持ってくれば、そのまま滞在できます。和室が2部屋+リビングなので家族で住めますね。私は一人なのでちょっと広すぎるかもしれません。
期間は最大1ヶ月なので、柳川ってどんな街なんだろうか、住みやすさを知りたい、と考える方にはたっぷりだと思います。こちらのもえもん家(ハウス)を拠点に柳川市内を周ってみるのと良いですね。基本的に市外の人で、柳川市に移住を検討している方が対象だそうです。
数日街を歩いていますが、なかなか小さなお店がたくさんあって良いです。あと、歴史的な雰囲気と川の風景が落ち着いていてとても良いですね。柳川の街歩きや普段の生活に関しては随時書いていこうと思います。今回は写真が非常に多くてまとめるだけで疲れてしまい、今日はこの辺で・・・
興味がある方は、柳川市の企画課さんに問い合わせてみると良いと思います。
■ 柳川市公式ウェブサイト / 柳川暮らし体験事業
http://www.city.yanagawa.fukuoka.jp/kurashi/ijuteiju/moemon.html