アメリカの大学へ行って良かったこと

ameri-study2-mini

私は1999年から2004年まで、アメリカに居ました。留学です。大学に通っていました。実は、1998年にも居て、それは英語学校に通っていました。

1998年 : ボストンの英語学校 (ELS)
1999年 : 日本で過ごす (アルバイトなど)
1999年 : ボストンのコミュニティカレッジ(ビジネスコース)入学
2002年 : コミュニティカレッジ 卒業 / ボストンの4年制大学(経営学部:Management) 入学
2004年 : 卒業して帰国

という流れでございました。これからアメリカ留学を考えている方に何か参考になればと思い、色々と書かせて頂こうと思います。大変な思いもしましたが、良かったことって何があったのかな?と、最近ふと頭によぎりました。良かった点を思い出しながら、書いてみたいです。

スポンサーリンク

そもそも良かったことなどなかった

いざ書こうと思って、画面に向かってみても何も浮かばない・・・皿を洗いながら考えれば良いやと思って、皿を洗っている間はまた違うことを考えている。

結局、日本に帰ってきても、アメリカの4年制大学を卒業したということで金銭的にプラスになったことは1度もありませんでした。いわゆる日本の「就活」。これをやってみようと思ったけれど、どこも[2005年卒業の方のみが応募できます]という窓口しか存在していない。それ以外は[転職者]窓口。この2つしかない。

どこも応募できない・・・

そう思って、東京の英語が使える派遣のお仕事にオンラインで応募するも、電話が来て「関東在住じゃないとだめなんです」とのこと。※私は実家が仙台で、帰国後は仙台に住んでました。

パソコンができれば誰でも受かりそうなアルバイトすら落とされる。留学していたということは逆にマイナスに働いているのでは?と思いました。

良かったことは「疑いパワー」のゲッツ

考えてみると、良かったことはどれも「カネ」以外のことですね。私は経営学部だったので、数字とかアカウンティング(会計)のクラスや、ビジネス倫理(Business Ethic)、もう名前忘れちゃったけど戦略的なんとかかんとかというクラスとか、色々受けてました。

でも、一番ためになったなぁと思うのは「Critical Thinking」という一般教養のクラスでした。

これは、簡単に言うと「考える力」「見抜く力」を教わるクラスです。例えば、新聞やテレビなどメディアなどで行われている「ウソ」「詭弁」の種類を覚えたり。選挙などでよく使われる詐称など。バンドワゴン効果とか。それだけじゃないですけれど。

それらを覚える目的は、自分の論文の向上につなげることなのですが、結果的に日常生活において何が本質なのか見極める力も養われるのでは、と感じました。

あれを勉強すると、政治家がテレビや報道で発言していることが、どうおかしいかということが分かりやすくなるというか。政治家だけじゃなく、他の人とのコミュニケーションでもそうですけれど。

知らず知らずに周りに流されていること、結構あると思います。荒井由実の卒業写真じゃないですけれど。人混みに流されて変わっていく私。みんながやっているから、私もやるべきだ、という観念。選挙のときに、「みんなが入れているから私も入れなきゃ」とか。テレビCMなどで「100万人が買っています!」というキャッチフレーズ。そういうの全部、ウンコであるし、多くの人がやっていることは自分もやるべきであるという根拠はどこにも無いですからね。

結局、「疑う力」が日本にいる時よりパワーアップしたような気がします。日本では何かを疑うことは悪とされていますし。まぁ、日本じゃなくても、どこもそういう風はありそうだけど。でも、日本は誰かの意見に対して、「本当ですか??」と疑うことは波風を立ててよくないこと、とされていますからね (特に田舎は多いです)。

「疑う」=これは本当なのかと考えることであり、そこを勉強するということは「見抜く力」もアップするということにも繋がるのでは?と思います。あのクラスを取らなかったら、テレビが言っていること、新聞や報道から伝わることをそのまま鵜呑みにしながら生活していたかもしれないですね。

この、Critical Thinking っていうクラスは、最初のプレースメントテスト(クラス分けのテスト)で、上級では取れない場合が多くて、中級以下が取らされる大学が多いかもしれないです。

取らされるんじゃなくて、必須科目にすべきだなぁと思います。論文の書き方が上手い学生は、取らずにそのまま上に上がっていくんでしょう。

とにかく、この「Critical Thinking」は取っておいた方が良いです。論文の質向上だけじゃなく、日常生活にもとっても役立つと思います。

他に何か良いことあったかな

あとはなんだろうな。良かったこと。なんか、こういうことを書くときって、面接官が喜びそうな「語学が伝わらず不自由な環境の中、留学生活、頑張った!」みたいなことが多そうですが。どうなんだろう。

だから、面接とかで「留学で得たことは何ですか」とか聞かれると、本当に困ります。

英語?? 英語がちょっとできるようになった、英語の論文が読める、ということくらいでしょうか。あと、翻訳のお小遣いアルバイトができたり、という利点。

あとは、英語でプレゼンテーションするのが苦じゃない、くらいでしょうか。

ああ、アメリカ人も人前で話すのは苦手であるということが分かった事でしょうか。日本にいたときは、アメリカ人は陽気でハッピーなんだろうと思っていたけれど。クラス内のグループワークで、誰もプレゼンテーションをやりたがらない・・・しょうがないから私がやる、みたいになります。発音悪いのに・・・

結局、どこの国のどんな人でも、同じように人間なんだなぁと感じることができたのは、良かった気がします。日本にずっといたら分からない感覚ですよね。

まとめ

これから留学しようと思っている方は、私が留学していた2000~2004年くらいの頃よりも、環境がよくなっているから、それほど「良くない」と感じることは無いかもしれないですね。

就職も、今は卒業後3年以内は優遇されるみたいですし(私のときはありませんでした)。

外資系の企業は東京に集中しています。なので卒業して帰る先の実家が東京の場合、アメリカ大卒という学歴はお金に直結すると思います。でも、地方都市はなかなか厳しいでしょう。仙台は英語を使ったお仕事が物凄く少ないです(東北大の英語を使った秘書業務は落ちました。募集が1名のみだったので競争率も高かったのかもしれません)。政令指定都市でこんなんだから、もっと人口が少ないところは大変だと思います。

とにかく、日本だと、大学 = 就職のため、という考え方が尋常じゃないほど常識になっていますけど、アメリカではそうじゃないです。これから起業しようと考えているサラリーマンの人とか、あと60代くらいの女性とか。国籍も年代も異なる人たちがクラスにいますし、グループワークで一緒になることもあります。

英語力が高まるという利点もあると思いますが、日常生活に役に立ち、これからの人生の質を高めるために「勉強がある」、そういう心構えでアメリカの大学に行くという選択をするのは良いのではないでしょうか。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする