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CD Babyを少しお得に登録する方法

cdb

この頃は、気軽に誰でも自分の曲をiTunesやSpotifyなどで販売できる世の中になっています。Tunecoreや以前紹介したDistrokid、そしてCD Babyなどのアグリゲーターを通すことで、個人でも配信が出来るのです。しかも、CD Babyを通すと、作ったCDを全世界で販売する事もできるんです。

どこのアグリゲーターが良いかな、と調べてみましたら、CD Babyがなかなか良さそうだな、と思いました。1アルバムに付き、49ドル払えば一生涯、CDの販売+流通・音楽配信を行ってくれます。

でも、CD Babyって、CD流通・音楽配信を行う際に「UPC」という番号が必要で、それを自前で持っていれば良いのですが、持っていない場合は20ドル支払わなければいけません。普通は誰も持ってないです。

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ちょっとした裏技を見つける

UPCに20ドル払う気になっていましたが、「あれ、このUPCって他のアグリゲーターで登録したら無料でもらえないのかな」って思いました。Tunecoreでは登録の際に自動でゲットできるそうです。

登録料無料でUPCがもらえるアグリゲーターってないかな、と調べてみましたら、ありました。

それが「ONErpm」というニューヨークのアグリゲーターでした。

1490078608513
■ ONErpm
https://onerpm.com/

ONErpmの特徴として・・・

  • 登録料が一切かからない
  • 売上から85%もらえる (ONErpmが15%持っていく)
  • 独自のサイトからはもちろん、iTunesやSpotify、AmazonMP3、Google Playなどで配信できる
  • iTunesの販売価格を希望する額に変更できる (Apple側でOKが出れば、変更されるそうです) ← サポートに問い合わせました

です。Appleが承認したアグリゲーターになっているので、信頼度はバッチリです。
https://itunespartner.apple.com/jp/music/partnersearch

こちらにアルバムを登録し、音声ファイルをアップロードしたり、必要事項を書き込んで、[Select Store]タブで、この中でどれか1つ以上選択して、

oner2

「Distribute」を押すと、自動的にUPCがもらえます。

ONErpm配信だけだと、UPCはもらえません!

※ デフォルト状態では、すべて選択になっているので、しっかりどこで配信するか熟考する事をオススメします!

配信した後、アルバム情報のトップにある

oner-upc

↑にて、UPC、ISRCコードが表示されています。

そのUPCをコピーして、CD Babyの登録画面にペーストすればOKです。そうすれば、CD BabyにUPC代20ドルを払わなくて済みます。

ONErpmはFAQページにて「ゲットしたUPCは他で使ってもかまいません」と言っています。

oner-faq最後の段落の翻訳 : 「UPCを発行するとすぐに、あなたのアルバムページに表示されます。追加料金なく、ご自身のCDなどに自由にお使い頂けます。ONErpmのユーザーでなくなったとしても、使い続ける事ができます。ONErpmはあなたのUPCを再利用する事はありません。お望みであれば、ずっとあなたのものです。」

とのことです。

とはいっても、なんだか申し訳ない気分ですね・・・無料でUPCをもらってしまって・・・

どう使い分けるか

例えば・・・

ONErpm → iTunes、AmazonMP3

CD Baby → CD流通

とかでも良いですし、

ONErpm → Gracenote

CD Baby → CD流通、iTunes

なんていう使い分けもあります。あと、CD Babyになくて、ONErpmにあるディストリビューターは「akazoo」「verveLIFE」「kkbox」「Soundcloud」です。ちなみにSoundcloudの収益化はまだ始まっていないみたいです。

CD販売しないのであれば、ONErpmだけで配信するのも良いかもしれませんね。お金は一切かからないので気軽に登録できますしね。

まとめ・雑記

ちなみに、iTunesで販売する場合、Appleから約30%引かれます。そこからONErpmが15%持っていきます。CD BabyもAppleから約30%取られるのは同じですが、CD Babyが持っていくのは9%です。

1枚9.99ドルのアルバムの売上 (iTunes)

ONErpm : $9.99 → 最終的にもらえる売上 $5.94

CD Baby : $9.99 → 最終的にもらえる売上 $ 6.36

という感じです。1枚売れた場合の差は ¢42です。100枚売れたら、だいたい4000円の差になりますね。

なので、iTunesでだいたい100枚以下の販売見込みを予想しているのなら、CD Babyを使うより、ONErpmの方が儲けは上なのでしょうね。

色々考えていくと、あれ・・・別にCD Babyに登録する必要あるかな、って思ってきちゃいます。iTunesなどのデジタル配信だけを考えているのなら、ONErpmはかなり良いです。色々メールで問い合わせをしたら、早めに返事が来ました (でも土日はお休みみたいです)。サポートは英語だけなので、英語に不安な方は、CD Babyの日本語窓口、Tunecore Japanなどが良いかもしれませんね。

そんな訳で、CD Baby登録の際のお得情報でしたが、ONErpmの紹介記事のようになりました。

他の記事もありますので、ご参考にして頂ければと思います。

■ Tunecore、CD Baby、ONErpm、Distrokidの売上面での比較をしてみました。 | 100光年 https://100kounen.com/?p=1513

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